樹脂パーツには気を付けろ

洗車もしてきれいにワックスがけもしてピッカピカになった我が愛車を眺めるのはとても気持ちがいいものです。

つやつやになったボディの自分の姿を打ちして「ヨシ、ヨシ！」とつぶやいてしまうでしょう。

しかしある部分を見るとワックスの拭き残しを発見、急いで拭き取りようのタオルを持ってきて拭いたのですが、これが全く落ちないではありませんか。

そうですそれが樹脂パーツの目にワックスが入ってしまった部分なのです。

車というものは金属でできている部分と樹脂で出来ている部分があります。
ほとんどの部分が金属でできており、塗装のしっかりとされているので表面に目立った凸凹はありません。

しかし、例えばドアミラーの付け根とかワイバーの付け根、フォグランプのベースなどは無塗装の樹脂パーツで出来ていることが多く、表面上は平坦なものに見えるのですが、実は細かな凸凹が付いているのです。

ワックスをかけた時にその凸凹の部分にワックスが入り込み、表面をいくら磨いても隙間に入ったワックスをふき取ることができないのです。

それが吹き残しの原因なのです。

これをとるには丹念にこすっていけばいずれは取れるものなのですが、そのために回りに細かい沢山の磨き傷ができてしまいます。

中にはメラミンスポンジで落とす方もいますが、メラミンスポンジは結構な傷を作ります。

ではどうしたらいいか、これには専用のケミカル剤を使うといいでしょう。
カー用品店では樹脂クリーナーとか樹脂復活剤などいう名前で販売されているもので、ウェスなどに少し付けてその分をこするときれいに落とすことができます。

ただ気を付けていただきたいのはこういった商品には目に埋まったワックス分をきれいに取り去って更に光沢を与えるものと、ただ単に上から光沢成分を塗るだけというものがあります。

綺麗取り去ってくれるものは時間がたってもワックスの白い痕は出てきませんが、表面状だけきれいにするものはその成分がなくなるとまた白い痕が出てきてしまいます。

インテリアの保護艶出し剤などを使う人がいますが、この場合もその保護艶出し成分が失われると白く浮き出てくるのでまめに塗る必要があります。

選ぶのはもちろんクリーナー成分が入っているものですが、手に取った商品がクリーナーとして機能するかどうかをパッケージから判断することがむずかしいため、ある意味賭けで買うことになるでしょう。

次回のワックスがけの際にはまた同じことしないように気を付けましょう。